リノベーションで趣味・こだわりの部屋を作る
リノベーションは、所有する不動産の投資価値を上げる方法として有効な方法です。せっかくリノベーションするなら、自分の趣味を盛り込んだこだわりの部屋を作ってみてはいかがでしょうか。
既存の住宅では実現できない、あなたのセンスが行き渡ったオリジナルの部屋なら、毎日の生活もより楽しくなるはずです。今回は趣味別のリノベーションのアイディアや気を付けたいポイントなどを紹介します。自分好みのかっこいい部屋を追求してみましょう。
自分好みの部屋は自分でデザインする時代
既存の住宅は、住む人が誰でも快適に過ごせるように設計されています。しかし裏を返せば、個性のない無難な内装になってしまいがちです。インテリアを工夫することで自分の趣味を反映した部屋作りは楽しめますが、部屋の間取りや作り付けの家具などを自分の理想に合わせて大胆に変えたいなら、やはりリノベーションがおすすめです。
特に男性の場合は、女性に比べて趣味に凝る「本格派」が多い傾向にあります。リノベーションは、そんな趣味を自宅でも満喫できる趣味の楽しみ方です。自転車やサーフィンなどのスポーツが好きな人ならロードバイクやボードをいつでも鑑賞できる部屋を、カメラが趣味ならカメラの手入れや写真のディスプレイを存分に満喫できる部屋を作りましょう。今だからこそできる、自分の夢だった趣味を存分に楽しめる部屋作りにぜひチャレンジしてみてください。
男性におすすめ趣味がテーマのリノベーション例
多趣味でどのような部屋をデザインすればいいかわからない、趣味はあるけどどんなリノベーションができるか知りたい、という人もいると思います。ここでは趣味別にリフォームのアイディアをいくつか見ていきましょう。
- 自転車やサーフィン
自転車やサーフィンはデザイン性が高く、スポーツとしてはもちろん観賞用としても楽しめる趣味です。しかしスポーツで使用する道具や機材は大型の物が多く、家に帰ると置く場所がなくて物置に押し込むしかない……というケースも少なくありません。
自転車やサーフィンが趣味の場合、外から直接持ち込めることを想定した部屋作りがおすすめです。床をモルタルなどの素材で土間仕様に仕上げれば、洗練された雰囲気を楽しみつつ部屋の手入れも楽にできます。部屋にちょっとしたシャワースペースを設ければ、スポーツから帰って来てすぐに汗を流すことができますし、機材の手入れや出し入れがしやすいように思い切って間取りを広く取るのもいいでしょう。お気に入りの自転車やボードを壁面ディスプレイできる設計にすれば、場所を取らない上にいつでも鑑賞して楽しむことができます。 - 車やバイク
車やバイクを直接部屋に持ち込むことはなかなか難しいですが、車やバイクを保管しているガレージを部屋にしてしまう「ガレージハウス」なら、いつでも愛車との時間を過ごすことができます。居住空間とガレージが同居したガレージハウスは、車好きの男性なら一度は憧れるリノベーションではないでしょうか。洒落たソファに音楽を楽しめるオーディオとミニ冷蔵庫を置いたら、そこはもうあなたのカラーで染めた男性のお城になります。車の乗り降りがしやすいため、家族にも優しいというメリットもあります。 - 映画鑑賞や音楽鑑賞
本格的な音響機器で映画や音楽が楽しめるホームシアターは、映画や音楽が好きな人にぴったりの趣味部屋といえるでしょう。壁一面をスクリーンにすれば、プロジェクターから映し出される臨場感あふれる映像がいつでも楽しむことができます。またリノベーションで部屋を防音仕様することで、夜遅く帰宅した後でも騒音の心配をせずに映画や音楽の世界に浸ることができます。大型の作り付け収納棚を設置し、お気に入りのコレクションを思い思いにディスプレイして楽しんでみてはいかがでしょうか。
リノベーションで注意したいポイントとは
リノベーションを行う上で最も注意したいのは、リノベーション前に建物の耐久度や劣化の程度を把握しておくことです。中古物件の場合、基礎のひび割れ・腐食や水回りの老朽化による水漏れなどのリスクがあり、確認を怠ったままリノベーションを進めてしまうと後々トラブルに発生する可能性があります。前もって住宅のプロにインスペクション建物診断を依頼するなどしてしっかり補修・修繕を行い、建物の安全を確保したうえで進めていきましょう。
またマンションなどの場合は、管理規約によってリノベーションできる範囲が限られているケースもあります。事前に確認の上リノベーションに着手してください。
部屋を趣味で染めて自分のお城にしよう
自分の趣味を前面に出した部屋は、まさに男性の憧れです。リノベーションなら壁の素材や部屋の間取り、そしてインテリアまでひとつひとつこだわって作り上げることができます。あなたの趣味をめいっぱい楽しむことのできる、こだわりの趣味部屋を作ってみてはいかがでしょうか。